地域の概要
鹿児島県薩摩半島南部に位置する南九州市は，頴娃町，知覧町川辺町からなり，緑の大地から生産される「茶」や「さつまいも」は，日本一の生産量を誇る。
本校区は，南九州市の南西部に位置し，広々と整地された畑地とはるかに望む緑の大野岳や開聞岳，そして東シナ海の青い水平線と美しい自然に恵まれている。
耳原，松永，小原の３自治会，約１７０戸の順農村地帯である。南薩台地を東西に走る広域農道を中心に道路も整備され，機械化による農業経営が行われている。また，開拓の歴史として，アメリカ・ブラジルへの移住者が多いことも特徴の一つである。
地域住民は勤勉で，学校教育に対する関心も強く，全戸がPTA会員として学校への協力を惜しまない。教育的環境に恵まれている。
学校の概要
創立１１6年をむかえる本校は，歴史と伝統のある学校である。平成元年には，６０名を超えていた児童数は年々減少し，近年は15名前後で，複式学級を有している。
「やさしく かしこく たくましい」子どもを目指して，一人一人が輝く教育を推進している。
全校児童での緑の活動やボランティア活動，合唱・マーチング，群読等を通して表現力の育成を図っている。また，地域の特産物であるさつまいもの栽培活動も行っている。
